Jokes

日本人には分かりにくい英語ジョーク

英語のジョークには、言葉の遊びや文化的な背景が含まれることが多く、外国語として英語を学んでいる日本人には難しいことがあります。今回は、日本人にとって少し分かりにくいけれど、英語ネイティブにはウケるジョークを5つ紹介します。


1. “I told my wife she was drawing her eyebrows too high. She looked surprised.”

  • 意味: 妻に「眉毛を描きすぎだよ」と言ったら、驚いた顔をした。
  • 解説: ここでは「驚いた顔をした(looked surprised)」という表現が、実際に驚いたのか、描いた眉毛が驚いたように見えたのかを曖昧にしています。眉毛を上げると驚いている表情に見えるので、このダブルミーニングがジョークになっています。

2. “Why don’t oysters donate to charity? Because they’re shellfish.”

  • 意味: なんで牡蠣は慈善活動に寄付しないの?彼らは「selfish(自己中心的)」ならぬ「shellfish(貝)」だからさ。
  • 解説: ここでは「shellfish(貝)」と「selfish(自己中心的)」という言葉の音が似ていることに基づく言葉遊びです。牡蠣は貝類(shellfish)であるため、「selfish」と掛け合わされたジョークです。

3. “Did you hear about the mathematician who’s afraid of negative numbers? He’ll stop at nothing to avoid them.”

  • 意味: 負の数を恐れる数学者の話を聞いた?彼は避けるために「何も惜しまない」んだよ。
  • 解説: 「stop at nothing」というフレーズは、「どんなこともいとわない」という意味ですが、数学者が負の数を避けるために「ゼロ以下には行かない(負の数に足を踏み入れない)」という意味に掛かっています。

4. “I asked my dog what’s two minus two. He said nothing.”

  • 意味: 犬に「2引く2は何?」と聞いたら、「何もない」って答えたんだ。
  • 解説: ここでは「nothing」が、数学的には答えが「ゼロ」であること、そして犬が何も言わなかった(「無言」だった)という二重の意味になっています。

5. “I’m reading a book on anti-gravity. It’s impossible to put down.”

  • 意味: 反重力についての本を読んでるんだ。どうしても置くことができないよ。
  • 解説: ここでは「put down」が物理的な「置く」という意味と、「読むのをやめる」という意味のダブルミーニングになっています。反重力の本だから置けない、という物理的なジョークと、面白くて読むのをやめられないという意味が掛け合わされています。

まとめ

英語ジョークには、単語の発音や意味が複数ある言葉遊び、文化的背景を元にしたものが多く含まれています。日本語にはない言葉の微妙なニュアンスを楽しむことが、英語を学ぶ楽しさのひとつでもあります。

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